# 鏡(かがみ)から「我」を取ると「神」になる ―幸運を呼び込む鏡磨きの習慣
心が曇っていると感じるとき 最近、なんだか心がモヤモヤする、そんな風に感じることはありませんか。
理由がはっきりしないのに、気持ちが晴れない日というのは、誰にでもあるものです。
そんなときこそ、まず身近にある鏡を見てみてください。
もしかしたら、心の曇りと同じように、鏡そのものがくもっていたり、指紋やほこりで汚れていたりするかもしれません。
目に見える汚れは、案外そのままにしてしまいがちです。でも、そこに少し手をかけてあげるだけで、心も一緒に軽くなっていくことがあります。

鏡(かがみ)から「我(が)」を取ると「神(かみ)」になる 「鏡」という文字から「我」を取り除くと、「神」という文字が残ります。
これは単なる言葉遊びのようでいて、実はとても深い意味を持っています。
鏡に映っているのは、いつも、あなた自身です。
その鏡をきれいに磨くということは、そこに映る自分の中にある神様のような尊い部分を、大切に扱うということでもあるのです。
なぜ鏡を磨くことが心を整えることにつながるのか 鏡が汚れていると、映る自分の姿もどこかぼんやりとしてしまいます。
反対に、鏡がぴかぴかに磨かれていると、そこに映る自分の顔もはっきりと、生き生きと見えてくるものです。
これは気のせいではなく、目に入る景色がそのまま心の状態に影響を与えるからだと言われています。
鏡を磨くという動作そのものにも、意味があります。
布を手に取り、丁寧に、ゆっくりと拭き上げていく時間は、忙しい毎日の中でほんの数分、自分だけに向き合う時間になります。
その静かな時間が、乱れていた気持ちを少しずつ落ち着かせてくれるのです。
たとえば、玄関の鏡がくもったままだったり、洗面所の鏡に水垢がついたままだったりすると、毎朝それを目にするたびに、なんとなく気分がすっきりしないまま一日が始まってしまう、という方もいらっしゃるかもしれません。
反対に、鏡を磨く数分の時間を持つだけで、心のほうも一緒に整っていく、そんな感覚を持てるようになります。
鏡磨きは、部屋の掃除の中でも特別な意味を持つ習慣なのです。
顔だけでなく、鏡に映る自分の表情や姿勢にも、目を向けてみてください。背筋が伸びているか、口角が上がっているか。
鏡はそうした小さな変化にも気づかせてくれる、身近な道具でもあるのです。

鏡に映る自分へ、優しい言葉をかける習慣 毎日、鏡に映る自分に向かって、
「生まれてきてくれてありがとう」
「今日も素敵な一日になるよ」
と、優しい言葉をかけてみてください。
自分にかける言葉は、そのまま自分の心に届いていきます。
たとえば、誰かに「今日も素敵だね」と言われたら、それだけで少し気持ちが軽くなる、ということがあると思います。
それを、他の誰かではなく、自分自身が自分にかけてあげるのです。
自分にはやさしくできない、という方も多いものです。
たとえば、家族には優しい言葉をかけられても、自分自身にはついきびしくなってしまう、ということもあるかもしれません。
鏡の前に立つ時間は、そんな自分にこそ、やさしさを向けてあげる練習になります。
鏡を磨きながら、自分の魂も一緒に慈しんであげる。
そんな習慣を続けていると、心の曇りが少しずつ晴れていきます。
そして、毎日の中にあるささやかな幸せや、ちょっとしたラッキーにも、自然と気づけるようになっていきますよ。
今日から試せる小さな一歩 難しく考える必要はありません。
まずは、家の中にある一枚の鏡を選んで、やわらかい布でひと拭きしてみてください。
洗面所の鏡でも、玄関の鏡でも、リビングの姿見でも構いません。
拭き終えたら、鏡の中の自分の目を見て、「ありがとう」とひとこと伝えてみる。
たったそれだけで大丈夫です。
慣れてきたら、朝の身支度のときだけでなく、夜眠る前にも鏡を覗いてみてください。
一日を振り返って、「今日もよく頑張ったね」と声をかけてあげると、気持ちが穏やかなまま眠りにつくことができます。鏡磨きも、毎日でなくて構いません。
気づいたときに、少しずつで大丈夫です。
毎日続けることで、少しずつ、鏡の中の自分の表情が変わっていくのを感じられるかもしれません。
今日から、鏡の中の自分を、たくさん大切にしてあげてくださいね。
その小さな習慣が、きっとあなたの毎日を、これまでよりも少しだけ明るく照らしてくれるはずです。



