「もっと豊かになりたい」と思って、朝から晩まで一生懸命に働いているのに、なかなか暮らし向きがよくならない。節約もしているし、休みも削っている。

それなのに、通帳の数字はほとんど変わらない。

その一方で、まわりを見渡すと、なぜか順調に豊かになっていく人がいます。

特別に長い時間働いているようにも見えないのに、いつのまにか仕事が広がり、いい話が舞い込んでくる。

この違いは、どこにあるのでしょうか。

今日は、一人さんが教えてくださる「豊かさのもうひとつの入口」についてお話ししますね。

働く量だけでは、決まらないのです

私たちはつい、豊かさは働いた量で決まると思ってしまいます。長く働けばその分だけ報われる。がんばった人からうまくいく。

そう信じて育ってきましたから、無理もありません。

けれど実際には、そうなっていない場面をたくさん見かけますよね。

一人さんは、豊かさにはどれだけ頑張って働くかだけではなく、どれだけ人から好かれているかも大きく関係している、と教えてくださいます。

これを初めて聞いたとき、私は少し驚きました。仕事の話をしているはずなのに、答えが「好かれること」だったからです。

けれど、よく考えてみると当たり前のことなんですね。

仕事は、人が運んできてくれるものです

商品を買ってくれるのも人。仕事を頼んでくれるのも人。いい話を持ってきてくれるのも人。誰かを紹介してくれるのも人です。

つまり、豊かさというのは必ず人を通ってやってきます。

どんなにいい商品を持っていても、その人のところに人が寄ってこなければ、誰にも届きません。

反対に、多少不器用でも「あの人から買いたい」と思ってもらえる人のところには、途切れずに人がやってきます。

「この人を幸せにしてあげたい」「この人を応援したい」とまわりの人から思ってもらえる人は、仕事でも家庭でも自然と豊かになっていきます。

これは、うまく取り入るという意味ではありません。応援したくなる人には、応援したくなる理由がちゃんとあるんです。

応援される人には、共通していることがあります

では、どんな人が応援されるのでしょうか。

一人さんは、人から好かれるのは、自分だけが得することを考える人ではないとおっしゃいます。

自分も相手も幸せになることを考えている人。いつも笑顔で人に接する、魅力的な人。そういう人のところに、人は自然と集まってきます。

当店にも、たくさんのお客様がいらっしゃいますが、豊かに暮らしておられる方には、やはり共通点があります。

まず、人の話をよく聞かれます。そして、人のいいところをすぐに見つけて、口に出して伝えられます。頼まれごとを引き受けるのが上手で、そのうえ恩に着せません。

一緒にいると、こちらの気持ちが軽くなるんですね。

「自分だけ得しよう」は、遠回りになります

反対に、自分だけが得をしようとすると、どうなるでしょうか。

一回きりの取引なら、それでうまくいくこともあるかもしれません。けれど二回目はありません。人は、損をさせられた記憶をよく覚えているものです。

そして、こういうことは必ず人から人へ伝わっていきます。「あそこはやめたほうがいい」という話は、いい話よりも早く広まります。

一人さんの教えの中には、商売は目先の一回ではなく、長く続けるものだという考え方があります。長く続けようと思えば、相手にも喜んでもらわなければ続きません。

だから結局、「自分も相手も」という考え方がいちばん得をするんですね。

急がば回れ、というのは本当のことなのだと思います。

「働き方」より先に、「在り方」を見直す

もし今、どれだけ働いても手ごたえがないと感じているなら、働き方を変える前に、在り方を見直してみてください。

在り方というのは、あなたが普段どんな気持ちで人に接しているか、ということです。

疲れた顔で「忙しい、忙しい」と言っていないでしょうか。誰かに親切にしてもらったとき、当たり前のように受け取っていないでしょうか。

人がうまくいった話を聞いて、素直に喜べているでしょうか。

働く量を増やすのは、時間に限りがあります。一日は二十四時間しかありませんから、いつか頭打ちになります。

けれど在り方には、限りがありません。同じ時間働いても、在り方が変わると結果が変わってくる。

一人さんの教えが不思議なのは、この「同じことをしていても結果が変わる」ところなんですね。

与えた人のところに、返ってきます

豊かになる人を見ていると、もうひとつ共通点があります。

先に与えているのです。

情報でも、手助けでも、褒め言葉でも。見返りを計算せずに、まず自分から出している。そして本人は、与えたことをすっかり忘れているのです。

一人さんは、豊かさは循環するものだと教えてくださいます。水と同じで、せき止めると濁り、流すときれいになる。

もちろん、自分を犠牲にしてまで与えなさいということではありません。自分が満たされていない状態で無理に与えると、必ず見返りを求めてしまいますから。

まず自分を満たす。あふれた分を人に回す。この順番でいけば、無理なく続けられます。

笑顔は、いちばん元手のかからない投資です

では、今日から何をすればいいのでしょうか。

まずは笑顔です。

これは、元手が一円もかかりません。それでいて、効き目はとても大きいのです。

考えてみてください。同じ商品を同じ値段で売っているお店が二軒あったとして、あなたはどちらで買いたいでしょうか。

むすっとした顔で無言で渡されるお店と、笑顔で「ありがとうございます」と言ってくれるお店。

答えは決まっていますよね。

そしてこれは、お店に限った話ではありません。職場でも、家庭でも、まったく同じことが起きています。

笑顔でいる人のところに、人は寄ってきます。人が寄ってくるところに、話が集まります。話が集まるところに、豊かさがついてきます。

魅力を磨くことは、立派な仕事です

「そんな時間があったら働きたい」と思われるかもしれません。

けれど、笑顔や魅力を磨くことは、遊びではなく立派な仕事だと私は思っています。

身なりを整える。顔にツヤを出す。明るい言葉を選ぶ。人の話を最後まで聞く。会った人の名前を覚える。ありがとうを口に出す。

こうしたことは、どれも売上に直結しているようには見えません。けれど、これをしている人としていない人とでは、一年後にまったく違う場所に立っています。

がむしゃらに働く時間を少しだけ削って、そのぶんを魅力を磨く時間に回してみてください。

豊かさは、人から運ばれてきます

豊かになりたいときこそ、ただがむしゃらに働くのではなく、笑顔と魅力を磨いていきたいですね。

今日、あなたは何人の人に笑顔を向けるでしょうか。何人の人にありがとうを言うでしょうか。何人の人のいいところを、口に出して伝えるでしょうか。

その一つひとつが、豊かさへの道をならしていきます。

まるかん高陽店には、笑顔と魅力を大切にしていらっしゃるお客様がたくさん集まっています。

開運ツヤメイクや寺子屋お茶会など、魅力を磨くお手伝いもしていますので、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいね。

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