頼まれごとが増えて、疲れていませんか

最近、人から頼まれごとが続いていませんか。

「また頼まれた」「断れなくて引き受けてしまった」

そんなふうに、ため息をついている方も多いと思います。

例えば、職場で急な仕事を頼まれたとき。

ご近所から、ちょっとした用事を頼まれたとき。

子どもや家族から、何かをお願いされたとき。

これらはどれも、日々のなかでよく起こることですよね。

でも斎藤一人さんは、頼まれごとが増えることを、とても前向きに捉えていました。

頼まれごとが増えるのは、運が開いていくサインだというのです。

頼まれるのは信頼されている証

考えてみてください。

誰にでも頼みごとをする人はいません。

「この人になら頼める」「この人ならやってくれる」

そう思われているからこそ、頼まれごとが舞い込んでくるんですね。

つまり頼まれごとが増えるというのは、あなたの信用が積み重なってきた証拠でもあるのです。

信頼は、一日では積み重なりません。

小さな約束を守る、頼まれたことを最後までやり遂げる。

そうした積み重ねの先に、「この人に頼みたい」という気持ちが生まれてくるのです。

面倒だな、忙しいなと感じる前に、「頼ってもらえてありがたいな」とまず受け止めてみる。

その受け止め方ひとつで、心の重さがずいぶん変わってきます。

損得で考えると、頼まれごとは負担になる

人は誰でも、頼まれごとに対して損得を考えてしまいがちです。

「これをやって、自分に何の得があるのか」「時間を取られるだけで損じゃないか」

そんなふうに考えると、頼まれごとはただの負担になってしまいます。

損得ばかりを気にしていると、心はどんどん忙しくなっていきます。

反対に、損得を手放すと、不思議と気持ちが軽くなるものです。

けれど斎藤一人さんの教えでは、損得を抜きにして人のために動けるかどうかで、その人の運が決まっていくといいます。

斎藤一人さんはよく、人に与えることのできる人ほど、巡り巡って自分も豊かになっていくと話していました。

頼まれごとを引き受けるのも、与える行為のひとつです。

損得勘定をいったん脇に置いて、まず動いてみる。

すると不思議なことに、そこからまた新しい縁やチャンスが広がっていくものなんですよ。

小さな頼まれごとを、気持ちよく引き受けてみる

大きなことをする必要はありません。

たとえば、ちょっとした買い物を頼まれたとき。

後輩から相談を持ちかけられたとき。

友人から、ちょっとした話を聞いてほしいと頼まれたとき。

職場の同僚から、資料の確認を頼まれたとき。

家族から、「これやっておいて」と言われたとき。

そんな日常の小さな頼まれごとを、嫌な顔をせずに気持ちよく引き受けてみる。

だれかの役に立てることは、それだけでありがたいことなんですよ。

その積み重ねが、やがて大きな幸運になって返ってくるのです。

頼まれごとは、断ってもいい

もちろん、なんでも引き受ければいいわけではありません。

体調が悪いときや、どうしても無理なときは、正直に断って大丈夫です。

大切なのは、頼まれごとそのものではなく、頼まれたときの心の向け方です。

損得や好き嫌いだけで判断するのではなく、「これは自分にとって意味のあることかな」と、少し立ち止まって考えてみる。

その姿勢が、結果として運を育てていくのだと思います。

今日からできる3つのステップ

最後に、今日から試せる3つのステップをまとめておきますね。

一つ目は、頼まれごとが来たら「試されているんだな」と思ってみること。

二つ目は、損得を考える前に、まず「ありがたいな」と口に出してみること。

三つ目は、できる範囲で構わないので、気持ちよく引き受けてみること。

無理にすべてを引き受ける必要はありません。

自分にできる範囲で構わないので、頼まれごとを前向きに受け止める練習を、少しずつ始めてみませんか。

小さな行動ですが、続けていくうちに、まわりの雰囲気も少しずつ変わっていくはずです。

頼まれごとを面倒に感じていた自分から、少しずつ、頼まれることをありがたいと思える自分に変わっていく。

そんな変化こそが、運を育てる一番の近道なのかもしれません。