「どうせ」が口ぐせになっていませんか
あなたは一日のうちに、何回「どうせ」と言っていますか。
「どうせ私なんか」「どうせうまくいかない」「どうせ無理だから」
こんな言葉が、気づかないうちに口ぐせになっている人は、実はとても多いんです。
仕事で新しいことを任されたとき。人から褒められたとき。少し頑張ってみようかなと思った、その瞬間。
そんなタイミングでふっと出てくる「どうせ」という言葉が、自分の可能性にブレーキをかけていることに、本人はなかなか気づけません。
本人にとっては、ただの謙遜や照れ隠しのつもりなんですね。でも口から出た言葉は、ちゃんと自分の耳にも届いています。
何度も繰り返すうちに、それが本当のことのように思えてきてしまうんです。

こんな場面で「どうせ」が顔を出す
たとえば、こんな場面に心当たりはありませんか。
欲しいものを見つけても、「どうせ私には似合わない」と棚に戻してしまう。新しい習い事に誘われても、「どうせ続かないから」と断ってしまう。
子どもや後輩に「どうせやったって」と、つい言ってしまう。
こうした場面のひとつひとつが、実は運を遠ざける小さな選択の積み重ねなんです。
一つ一つは、ほんの小さな一言かもしれません。でも、毎日何度も繰り返される言葉だからこそ、積み重なると大きな差になっていきます。
あなたにも、思い当たる場面が一つくらいあるかもしれませんね。
でも、大丈夫です。気づいた今日から、変えていけますから。
言葉は先に出て、運は後からついてくる
斎藤一人さんは、いつもこうおっしゃっています。
「言葉が先、心は後」
普通は、心が変わってから言葉が出ると思われがちですよね。まず自信を持って、それから前向きな言葉を言おう、というふうに。
でも実際は、順番が逆なんです。
先に「ツイてる」「なんとかなる」と口にすることで、心のほうがあとから追いついてくるんですよ。
これは、我慢して無理をするという話ではありません。言葉には、それだけの力があるということなんですね。
だから、無理に前向きな気持ちになろうと頑張らなくて大丈夫です。まずは言葉だけ、変えてみればいいんです。
なぜマイナスの言葉を使ってしまうのか
マイナスの言葉には、ちゃんと理由があります。
「どうせ」とあらかじめ言っておけば、期待して裏切られる痛みを避けられる気がするからです。
新しいことに挑戦して、うまくいかなかったとき。「どうせ無理だと思ってた」と言えれば、傷つく手前で心を守れる気がするんですね。
いわば、心の保険のようなものです。
でもこの保険は、かければかけるほど、かえって運を遠ざけてしまいます。
脳は、口に出した言葉を信じ込む性質を持っているからです。「どうせ無理」と言い続けていると、脳はその通りになる理由を、一生懸命探し始めてしまうんですよ。
反対に「なんとかなる」と言い続けていれば、脳はなんとかなる方法を探し始めます。同じ脳の力を、どちらに使うかだけの違いなんですね。

今日からできる、口ぐせの変え方
いきなり完璧を目指さなくて大丈夫です。
まずは、「どうせ」と言いそうになった、その瞬間に気づくことから始めてみてください。
気づけたら、それだけでもう大きな一歩です。
慣れてきたら、そこに「ツイてる」「なんとかなる」「ありがたい」という言葉を、少しずつ増やしてみましょう。
朝起きたとき。仕事に取りかかる前。誰かと会う前。
こうした節目のタイミングで、口に出してみるのがおすすめです。
最初は信じられなくても、口にするだけで十分なんですよ。一人さんも、言葉を変えることは、今日この瞬間からできると教えてくれています。
考え方が変わるのを、じっと待つ必要はないんですね。
一人ひとりの言葉が、明日を変えていく
口ぐせは、長い時間をかけて出来上がった習慣です。だからこそ、変えるのにも少し時間がかかるかもしれません。
でも、あせらなくて大丈夫です。
今日、一回でも「ツイてる」と言えたなら、それはもう変化の始まりです。明日は二回、明後日は三回と、少しずつ増やしていけばいいんですね。
あなたが今日、口にする言葉が、明日のあなたの運をつくっていきます。
さあ、今この瞬間から、どんな言葉を選びますか。



