あなたは今、まわりの人の愚痴や不満を聞いているうちに、自分まで気持ちが重くなってしまうことはありませんか。

職場で誰かが不満をこぼしている。そのそばにいるだけで、なんだか自分まで疲れてしまう。

家族が不機嫌だと、自分の一日まで台無しになった気がする。

友人からの長い愚痴LINEを読んだだけで、どっと疲れてしまう。そんな方も多いのではないでしょうか。

あなたは人の不機嫌を背負っていませんか

不思議なもので、人は誰かの暗い気持ちのそばにいると、自分まで同じ気持ちに引っ張られてしまうことがあります。

真面目で優しい人ほど、この影響を受けやすいんですね。

相手の気持ちを大事にしようとするあまり、相手の不機嫌や愚痴まで、自分のことのように背負ってしまう。

職場でも、家庭でも、人の機嫌を敏感に感じ取れる人は、まわりへの気配りができる人でもあります。ただ、その分だけ、自分のことは後回しになりがちです。

でも、それを続けていると、心も体も疲れきってしまいます。

愚痴を聞くたびに疲れてしまうと、優しさが逆にあなたを苦しめることになってしまいます。それはとてももったいないことなんですね。

波動は伝染する、という一人さんの教え

斎藤一人さんは、波動は伝染すると教えています。

暗い波動のそばにいれば、こちらまで暗くなる。明るい波動のそばにいれば、こちらまで明るくなる。

だからこそ一人さんは、明るい波動でいることをとても大切にしているんですね。

一人さんは、いつも上機嫌でいることを、成功の土台のように考えているんですね。上機嫌は、自分ひとりの心がけで作れるものだからです。

そしてもうひとつ大事なのは、「相手の波動を、そのまま受け取らなくていい」ということです。

相手が愚痴を言うのは、相手の自由。

でも、それを聞いたあなたまで、同じように暗くなる必要はないんです。

「聞く」ことと「引き受ける」ことはちがう

ここで大事なのが、「聞く」ことと「引き受ける」ことは、まったくちがうという話です。

「そうなんだね」「大変だったね」と相手の話を聞いてあげることは、優しさです。

でも、相手の不満や怒りを、自分の中に取り込んで、自分まで同じ気持ちになる必要はありません。

相手の話に共感することと、相手の感情をまるごと引き受けることは、似ているようでまったく別のことなんです。

相手の愚痴は、相手のもの。あなたの機嫌は、あなたのもの。

この二つを、心の中でそっと分けて考えるだけで、ずいぶん楽になります。

自分の波動を守る小さな習慣

一人さんは、自分の機嫌は自分でとる、ということもよく話しています。

誰かの愚痴を聞いたあとは、意識して好きな音楽を聴いたり、好きな香りをかいだり、自分が心地いいと感じることをしてみる。

深呼吸を三回するだけでも、心の状態はずいぶん変わります。難しいことをしなくていいんです。

たったそれだけで、もらってしまった暗い波動を、すっと手放すことができます。

「今、私は誰かの波動をもらってしまったな」と気づくことも、実はとても大切な一歩です。

気づけると、そこから自分を立て直すことができるからです。

まわりに振り回されない人の共通点

一人さんの近くにいる方々を見ていると、機嫌のいい人が多いことに気づきます。

機嫌がいいから、まわりの暗い波動に引っ張られにくいんですね。

逆に言えば、自分の機嫌を整えることは、まわりに振り回されないための一番の対策でもあるんです。

毎日の小さな上機嫌の積み重ねが、大きな運を引き寄せていくんですね。

今日からできること

今日から、誰かの愚痴を聞いたときには、「これは相手の気持ち」と、心の中でそっとつぶやいてみてください。

そして、自分の機嫌を自分で立て直す時間を、少しだけつくってあげてください。

あなたが明るい波動でいることは、あなた自身のためでもあり、まわりの人のためでもあります。

小さなことのようですが、この積み重ねが、あなたの毎日をずっと軽くしてくれます。

あなたは今日、誰かの不機嫌を、自分の不機嫌にしていませんか。