あなたは今、本当は変わりたいのに、なかなか一歩が踏み出せずにいませんか。
「変わりたい」と思っているのに、気づけばいつも同じ毎日を繰り返してしまう。そんな自分にため息をついたことがあるかもしれません。
でもこれは、一人さんの教えを知るととても腑に落ちる話なんです。
あなたも心当たりがありませんか
転職したいのに、今の職場に居続ける。新しいことを始めたいのに、なかなか動けない。人間関係を見直したいのに、そのままにしてしまう。
ダイエットを始めたいのに三日坊主で終わってしまう。貯金を増やしたいのに、いつも同じ使い方をしてしまう。
心当たりがある方は、決して少なくないはずです。

人は「幸せ」より「安心」を選んでしまう
斎藤一人さんは、人間の脳や心の仕組みについて、分かりやすくこんな話をされています。
人は本当は、「幸せ」よりも「安心」を選んでしまう生き物なんですよ。
新しい環境、新しい人間関係、新しい挑戦。それがどんなに素晴らしいものであっても、「知らないもの」には不安がつきまといます。
一方で今の状況は、どんなに苦しくても「知っているもの」。脳はその「知っている」という感覚を、「安全」だと勘違いしてしまうんですね。
たとえばダイエットも同じです。痩せて幸せになりたいと思っていても、今の体型のほうが「見慣れている」というだけで、脳は安心してしまうんですね。
苦しい現状も、実は「慣れた景色」
たとえば、毎日同じ愚痴を言いながら働いている人がいたとします。
本人は「変わりたい」と口では言いながら、実際には何年も同じ場所にとどまっている。
これは根性がないわけでも、努力が足りないわけでもありません。
ただ、「慣れた苦しさ」と「知らない幸せ」を天秤にかけたとき、心が「慣れた苦しさ」のほうを選んでしまっているだけなんです。
人間関係でも同じことが起こります。合わない相手だと分かっていても、長年の付き合いというだけで離れられなくなることがあるんですね。
この仕組みを知らないままだと、「自分はダメな人間だ」と、自分を責めてしまいかねません。
けれど、これは誰にでも起こる自然な心の働きなんですよ。
変わろうとするたびに元に戻ってしまうのは、あなたの努力が足りないからではなく、心の仕組みがそうさせているだけなんですよ。

小さな一歩から変わっていい
一人さんがよく言うのは、いきなり大きく変えなくていい、ということです。
たとえば、いつも通る道を少し変えてみる。いつも頼まれたら「はい」と言うところを、一度だけ「少し考えます」と言ってみる。
仕事のやり方をいきなり全部変える必要もありません。まずはひとつだけ、いつもと違うやり方を試してみる。
そんな小さな変化でいいんです。
小さな一歩を積み重ねることで、心や魂が少しずつ、「変わっても大丈夫なんだ」と学んでいきます。
急に大きく変えようとすると、かえって不安が強くなり、元の場所に戻りたくなってしまうもの。
だからこそ、小さく、少しずつ。それが一番確実な変化の道なんですね。
一人さんはよく、無理をしないことの大切さを話されます。変わることも同じで、無理をせず自分のペースで進めばいいんですね。
今日からできること
今日からできることは、とてもシンプルです。
いつもと違う道を歩いてみる。いつもと違うお店に入ってみる。いつもなら我慢することを、少しだけ口に出してみる。
そのひとつひとつが、「変化は怖くない」という安心感を、心に積み重ねていきます。
人生は、小さな一歩の積み重ねでしかできていません。今日の小さな一歩が、一年後のあなたを大きく変えてくれますよ。
あなたは今日、どんな小さな一歩から始めてみますか。
一人さんの教えのとおり、焦らず、比べず、自分のペースで変わっていけば、それでいいんですよ。
焦らず、比べず、あなたのペースで大丈夫です。そう思えるだけで、心はもう変わり始めています。



